パソコンは得意だが
手元を見てしまう方へ

日本は公務員が少ない　OECD加盟国中で最低水準

日本では働き方改革が進み、平均労働時間は減少しましたが、短時間で従来と同じ、あるいはそれ以上の成果を求められる場合が増え、精神障害の労災認定件数が増加傾向にあります [1]。作業を早く終え、仕事の持ち帰り（ヤミ残業）を減らすには、パソコンをスムーズに操作できるスキルの習得が不可欠です。

公務員も例外ではありません。（異論もありますが）日本はOECD加盟国の中で、総雇用者に占める公務員の比率が最も低く[2]、多くの公務員が常に仕事に追われていると考えられます。こうした負担を軽減するためにも、入力スキルの向上は重要です。

手元を見てタイピングすると様々なリスクが

たしかに、手元を見ながらタイピングしても、入力速度が落ちるとは限りません。しかし、画面を見ずに入力することになるため、誤入力に気づきにくく、致命的なミスを招く危険が高まります。確認や修正に時間がかかり、作業効率が低下することもあります。

その他にも、入力に苦手意識があると様々な問題が発生します。たとえば、長くて複雑なパスワードを避けがちとなり、パスワードを手入力せずにコピペするようになって、セキュリティリスクが高まる可能性もあります。

また、仕事中に問題が発生した際に、メール、チャット、メッセンジャー、グループウェアなどを用いた報告・連絡・相談が億劫となり、パソコンを活用して自分で解決しようという意欲もわかず、問題を放置し、大きなトラブルに発展する可能性も増します。



そもそも常に手元を見てキーを打っていると、画面、キーボード間の視線の移動が増え、目が疲れます [3] [4] [5]。
また正しい指使いで入力できないと、特定の指に負担が集中し、体を痛めるリスクも高まります。
入力スキルがアップすれば、目や手の疲れが減り、仕事のストレスが減少するケースもあるのではないでしょうか。